ネオ21ブログ

しみ抜きの力 vol.7

今回は、しみ抜き師、クリーニング師であり、主婦でもある私の家での洗濯をご紹介します。

クリーニングを仕事としておりますが、もちろん家庭で洗濯もしております。

仕事柄、洋服を買うときには洗濯表示を見て、ドライクリーニングと水洗いの両方ができるものがベストだと思って選びますが、気に入れば関係なくなります。
しみを付けたときに両方で洗えるとしみ抜きの選択肢が増えて、落としやすくなります。普段はカジュアルな服装なので、家で洗えるものが多いです。

洗濯は色と素材で細かく分けます。
真っ白なもの、白っぽいもの、黒いもの、デニム、デリケートなものでそれぞれ洗います。
ポケットの中に出し忘れているものが無いかもチェックします。

洗剤は二種類使い分けて、白いもの、タオルはアルカリ性の洗剤、黒いもの、デニム、デリケートなものは中性洗剤を使います。
色物にアルカリ性の洗剤を使うと色あせや脱色することがあります。
真っ白なものは温水で酸素系漂白剤を入れて真っ白に洗い上げます。
黒いものはすすぎの際は注水をしながらすすぎをして、出来るだけほこりや繊維クズを流し取ります。

我が家の洗濯はひどい汚れが少ないので、ドラム式が使いやすいです。
洗濯機の機能を生かしつつ、気をつけていることは、脱水を少なくして、そのまま軽く乾燥(10分から30分)すると小じわが取れるので干すのが楽になり、タオルはふわふわでTシャツはそのまま着用できます。

干すときは、部屋干しをし、衣類乾燥機を点けて乾かします。
紫外線は衣類の染色を劣化させるのでヤケや変色の原因になります。

なんだか洗濯がとても面倒な感じですが、日替わりで洗濯すれば、今の洗濯より回数がそれほど増えないと思います。

あくまで、私見なので、皆様の日々のお洗濯の参考にしていただければとおもいます。