ネオ21ブログ

臭いの原因とメカニズム

履き込んでいるお気に入りのスニーカーからふとした瞬間に漂うあのイヤな臭い…

自分の足が臭っているのか、スニーカー自体が臭いのか・・・・

脱がない時はまだ良いですが、例えば友達の家に遊びに行ったり、お座敷タイプのお店に入った時などは、自分のスニーカーから発せられる臭いが気になるものです。

今回は、臭いの発生するメカニズムや簡単に実践できるスニーカーの臭い対策を解説いたします。

主な原因は皮脂や汗の分解時に生じる代謝物

皮脂や汗が分解される時に生じる代謝物が、スニーカーの臭いの主な原因として考えられています。

私たちの足裏の汗腺(エクリン腺)から噴き出した汗や足裏の皮脂がスニーカーのインソールなどに付着し、さらにこれが足裏に元から住んでいる常在菌によって分解されます。

本来、エクリン腺の汗は臭いを発するものではありませんが、常在菌のうちの悪玉菌に分解されることによって「イソ吉草酸アルデヒド」と呼ばれる代謝物が生まれるのです。

この「イソ吉草酸アルデヒド」があの嫌なニオイの元凶であると考えられています。

キャンバスやレザー等の素材は要注意!

ローテク系スニーカーに多く用いられるキャンバス、レザー(スエードを含む)といった素材は特に注意が必要です。

これらの素材を用いたシューズを履いてしばらく経つと、靴の中の温度はあっという間に30℃前後、さらに湿度に関しては100%近くまで達するとも言われています。

この高温多湿な環境は、雑菌たちの温床となりやすいのです。

新品のスニーカーであったとしても、あっという間に悪臭を放ち始める可能性があります。

実践できるスニーカーの臭い対策

スニーカーの臭いを抑えるためには、自分の足自体を清潔に保つことも大切です。

足自体が不衛生だと分解される皮脂や汗の量も多くなります。つまり、臭いの元であるイソ吉草酸アルデヒドが代謝されてしまうわけです。


スニーカーの素材にもよりますが、臭いを消し去りたい場合は丸洗いが一番手っ取り早い方法です。ですが、自分でまめに洗うのは大変です。そんな時は、スニーカークリーニングをご利用下さい。「汚れも臭いも」スッキリします。

洗えるスニーカーの詳細は、下記のURLを参考にしてください。

おまけ・・・

「10円玉を靴の中に入れると臭いを抑えることができる」という話です。

結論から言うと、10円玉を多めに入れておけばある程度の消臭効果が期待できると言われています。

というのも10円玉の95%は「銅」で構成されています。銅は水分と反応して「銅イオン」へと変化し、これがあの嫌な臭いの元となる雑菌を分解すると考えられているのです。

ただし、十分な消臭効果を発揮するためには10円玉を10枚程度は用意し最低でも1〜2日は寝かせておいた方が良いでしょう。笑

☆☆☆ 洗えるスニーカーの種類動画 ☆☆☆

https://youtu.be/6yNAvyLOZXA